2024年11月19日スタッフブログ
中学生や高校生の作品から感じること
県民会議の事業の中に、
「少年の主張大会」と「全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」があるのをご存じでしょうか。
「少年の主張大会」は、中学生が日頃、学校生活や日常生活の中での体験を通して考えたり感じたりしたことを発表するもので、「全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」は、定時制通信制に通う生徒が日頃、学校生活や日常生活の中での体験を通して考えたり感じたりしたことを発表するものです。
毎年、大会の発表文集がたくさん手元に届きます。
その作品一つ一つを読みながら感じること、それはたくさんの生徒の思いが詰まっているということです。
私が中学生や高校生だった頃はずいぶん昔のことですが、こんな風に日常の一瞬一瞬を大事にしながら過ごしていたかな、と考えさせられます。
作品には「自分らしさを大切にしたい」「とても苦しくて辛かったけど、前向きに頑張っていきたい」「人を見た目で判断してはいけない」「笑顔はパワー」「生まれ育った地域を大切にしていきたい」「言葉の重み」「集団でいることの意味」「コンプレックス」「自分の特性について」「今を大事に」といった、たくさんのテーマについて本音で綴られています。(これはほんのほんの一部です。)
時に、自分自身や自分の子どもと重ねて、感情がこみ上げてくることもあります。
そして、自分も意識しながら毎日を過ごしたいと思ったり、子どもに伝えたいと思ったりします。
現在、県内のケーブルテレビでは、順次今年度の「少年の主張県大会」の様子が放映されています。
今を生きる中学生や高校生の生の言葉は、どんな大人の言葉よりも胸に響きます。
もし、皆さんの周りでも機会があれば、ぜひ中学生や高校生の言葉に耳を傾けてみて欲しいと思います。
私たち大人が考えているよりもずっと、毎日を真剣に一生懸命生きているなと感じられると思います。