先日、しまね子若サポのあしぶえさん主催による、「ヤナと雪男」という人形劇を観に行きました。

上映された劇場は松江市八雲町にある「しいの実シアター」です。

少し高台の自然の中にあり、スタッフのみなさんがアットホームな雰囲気で迎えてくださいます。

 

イギリスのピクルドという人形劇団が来日され、上演されました。

日本ではしいの実シアターでしか観られない人形劇だそうです。

 

「ヤナと雪男」はヤナという難民の少女が北欧のとある国に移民し、

そこで雪男と出会い、心を通わせるお話です。

劇中の言語は造語で、実際に存在する言語ではないので、大人も子供も意味が分かりません。

そのため、観客は登場人物がどんなことを伝えようとしているのか、どんな気持ちなのか、

感じ取らなくてはいけません。その感じ取るという作業が、より一層物語に没入させてくれました。

途中、登場人物が客席に来たり、面白い言葉を発したりしたので、

一緒に観劇した5歳の子どもも大笑いしていました。

上演後には、実際に人形に触れたり、舞台装置を間近に見られる時間がありました。

劇団のみなさんと一緒に写真を撮ることもできてとても充実した時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年の11月には、数年に一度の「森の演劇祭」が開かれるそうです。

普段、なかなか観ることができない演劇を観ることができる機会ですので、

皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。