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2024年06月07日スタッフブログ

スマホをひろったにわとりは

小学1年生の息子が、毎週1回学校の図書館から本を1冊借りてきます。

今週借りてきたのが「スマホをひろったにわとりは」という絵本。

初めて読む絵本だったので、親の私も楽しみに読み進めました。

(※以下、ネタバレを含みます…)

 

主人公はミス・ポップコーンというとっても友達想いなにわとりです。

たくさんの動物と一緒に農場に暮らしています。

ある日、馬小屋で不思議な「光る箱」を見つけました。

その箱には次から次へメッセージがたくさん届きます。

「こんにちは!」

「こんにちは!」

「こんにちは!」

「こんにちは!」

ミス・ポップコーンは農場の友達との約束もそぞろに、メッセージの返事に大忙し。

こんなにあいさつが上手なら、自分と同じできっと友達想いな相手に違いないと信じるのです。

 

ある日、「光る箱」で知り合った相手をパーティーに招待します。

しかし、そのパーティーにやって来たのはなんとおおかみだったのです。

おおかみはミス・ポップコーンを食べようと襲いかかります。

もうダメだ!と思ったその時、農場の友達が助けてくれました。

 

ミス・ポップコーンは気付きました。農場の友達が本物の友達だってことを。

「光る箱」で知り合った相手を、自分にぴったりな友達だと思っていたけど、

本当は会ってみるまでどんな相手か分からないということを。

 

といったお話でした。

皆さんはどんなことを感じましたか。

この絵本は、SNS犯罪の怖さを伝えるものなんですよね。

スマホは便利だけど危険もあるんだよということを、お話を通して教えてくれる絵本でした。

息子と何気なく読んだ絵本でしたが、普段の生活の中で、こんな風に自然な形でスマホの危険さを伝えられるって良いなぁと思いました。

 

「スマホをひろったにわとりは」は、ニック・ブランドさんというオーストラリアの作家さんの絵本です。

2020年発刊で、対象は幼児・小学生です。

浜田市・安来市・雲南市・出雲市・大田市・奥出雲町・美郷町・吉賀町の各図書館で借りることができるようです。

皆さんのお家でも、機会があればぜひ親子で読んでみてはいかがでしょうか。

 

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