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2020年02月10日つばき谷の小道

「わかもの会議」が開催されました(2月2日 木次 チェリヴァホール)

 次代を担う青少年が、豊かな心を育み、たくましく成長し、やがて自立して社会の一員としての責任を担っていくことは県民すべての願いです。青少年島根県民会議では毎年2月に、フォーラムを開催し、青少年の思いを聴き、地域でどのように応援していくのかを考えるきっかけづくりとしています。今年のテーマは「一人一人が主体的に輝く地域社会とは~あなたがやる気スイッチを「ON」にした瞬間~」として「わかもの会議」が開催されました。大田市のほっとスペースゆきみーる室長高橋賢史さんの司会進行のもと、県立大学松江キャンパス「みんなのいえ」代表者、県立大学出雲キャンパス「地球食堂」代表者、全国高等学校定時通信制生徒生活体験発表会出場者(浜田高校生徒)、そして雲南市若手チャレンジャー(大東高校生徒、三刀屋高校生徒、島根大学学生)の6名が登壇し、思いを精一杯語ってくれました。地球食堂サークルは、県立大学出雲キャンパスの看護学部の学生20名程度で活動しています。学生の強みを生かして、大学で学習した栄養バランスの取れた食事に提供や子ども主体の参加型企画を提案しています。発表者のサークル加入のきっかけは「祖父の生き様、死に様から学んだこと」を子どもたちに伝えたいと思ったからでした。浜田高校の生徒は、今年の島根県定時制通信制高校生活体験発表会で優勝し、全国大会で優秀賞に輝きました。頑張っているのに、「頑張れ頑張れ」と背中を押すのではなく、「頑張っているね!一緒に頑張ろう!」と寄り添ってくれる言葉がとても励ましになったとのことです。雲南市若手チャレンジャ―の皆さんは、小学生や中学生とのキャンプをとおして地域での人のつながりと絆を深めていく活動をしています。三刀屋高校の生徒は「子どもたちと一緒に記念撮影をしたとき、とても喜んでくれた、来年も一緒にやろうと約束した」と、素直に感動を表現してくれました。しまねの若者たちの発言を聞き「自分は70歳だがパワーをもらった」とか「いじめ、不登校など子どもにとって生きにくい世の中、頑張る子どもたちの姿に感動した」など、励ましの感想がたくさん寄せられました。次年度は松江市で開催予定です。大人の皆さん是非聴きに来てください。

 

 

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